転職エージェントに登録しても、紹介される転職先と自身の希望がマッチせず、なかなか就職が決まらないジレンマを抱えるエンジニアも多いのではないでしょうか。
転職成功率を高める手段の一つに、採用サイトからの「直接応募」があります。
この記事では、エンジニアの攻めの転職方法となる「直接応募」について解説します。
1.エンジニア転職でエージェントに頼らない方法「直接応募」
エンジニアの転職でエージェントに頼らない方法の一つである「直接応募」は、企業が独自に所有している採用サイトから、直接求人へ応募するというものです。
IT技術の急速な進化やDXの推進などにより、IT業界の人材不足は深刻化しています。
しかし、売り手市場にあってもエンジニアの転職は能動的に動いていくことが重要です。
エージェントを利用する転職活動は、担当者が間に入るため、どうしても受動的になりやすいものです。闇雲に高時給や好待遇ばかりを求め、他力本願な転職になってしまうと、自己成長もキャリアップも望めなくなってしまいます。
「直接応募」では、自分と企業だけで完結できる転職活動なため、明確なビジョンやプランに対して能動的に動きやすいです。
次の章では、エンジニアの転職に「直接応募」がおすすめである理由を詳しくみていきましょう。
2.エンジニア転職でエージェントより有効?「直接応募」がおすすめの理由
エンジニア転職において、エージェントよりも「直接応募」がおすすめである理由には、以下の3つが挙げられます。
①採用に対する企業の熱量を確認できる
採用サイトは、企業の採用に対する熱量を図る一つの目安となるものです。企業独自の採用サイトを作成し、運営するには、それなりのコストがかかります。明確な理念を持ち、採用サイトに積極的に投資している企業であれば、求人票を掲載しているだけの企業よりも採用への熱意が高いことは明らかです。
採用サイトに目を通す際は、コラムやブログの更新頻度や内容もチェックしておきましょう。コンテンツを定期的に発信し、その内容が充実している企業であるほど、採用に対する熱量も一層高く、会社全体で取り組んでいる可能性が高いといえます。
②入社後のミスマッチを減らせる
採用サイトは、企業が自社の魅力を自由に発信している場でもあります。力を入れている採用サイトであるほど企業理解が深められるので、入社後のギャップ軽減も図れます。
掲載形式の決まった求人媒体ではなく、企業カラーのでやすい採用サイトからの「直接応募」では、比較的ミスマッチも少なく、企業と求職者、双方にとっても納得のいく結果に繋がりやすいといえます。
③担当者と直接やりとりできる
採用サイトは、人事の担当者が窓口になっているケースも多く、担当者と直接やりとりができるのも大きな魅力です。「直接応募」では、サイトを見て高まった自身の熱意を温度感の高いまま、企業に伝えることができます。転職エージェントでは、自身の思いや志望意欲の伝え方は、良くも悪くも担当者次第です。サポートは受けながらも、重要なポイントは自分で押さえておくようにしましょう。
3.エンジニア転職成功のカギは「サービスエンジニア」
エンジニアの転職成功には、付加価値を届けるサービスエンジニアとして、自身の市場価値を高め続けることが大切です。
「資格があれば安心」の時代がとうに過ぎ去ったように、エンジニアにおいても、ただ技術力を保有しているだけでは淘汰されてしまいます。
自己満足に特定の言語を究めていても、市場価値を高めることは難しいでしょう。
目の前のクライアントが求めているものは何か、どうしたら期待以上の価値を届けられるのか、そんな付加価値の創造に全力を注げる「サービスエンジニア」が求められています。
※サービスエンジニアについてはこちらの記事でも解説しています。
『エンジニアのキャリアアップ|脱旧体質な選択肢【サービスエンジニア】』
売り手市場に甘んじることなく、時代のニーズを捉え、自身の市場価値を高め続けてください。
あくなき挑戦こそが、次世代エンジニアとしてのキャリアを形成し、転職成功につながるといえるでしょう。
4.まとめ
エンジニア転職には、「直接応募」がおすすめです。
エージェントやスカウトが一般的とされる中、こんなめまぐるしく変わる現代だからこそ、誰かに導かれるのではなく、次世代を生きるエンジニアとして、自らキャリアを勝ち取ってほしいと思います。
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