2020.12.14採用

エンジニアのキャリアアップ|脱旧体質な選択肢【サービスエンジニア】

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これからの時代に求められるエンジニアとは、技術や知識を提供するだけでなく、付加価値を提供していく人材であるといえます。
この記事では、エンジニアのキャリアアップや、「サービスエンジニア」という選択肢について解説します。

1.エンジニアキャリアアップの二極化

近年、エンジニアのキャリアアップは多様化しているといわれています。

その背景には、AIやIoT、クラウド、VRなどのIT技術の目覚ましい発展により、エンジニアの職種が広がりを見せたことにあります。

従来のキャリアアップは、
プログラマー→システムエンジニア→プロジェクトリーダー→プロジェクトマネージャー
と段階を踏むのが代表的でした。

以前に比べると、現在は様々なキャリアアップがあるように感じますが、大枠で見れば「スペシャリスト」と「ジェネラリスト」の二極化にすぎません。

 

【スペシャリスト】

■ITスペシャリスト
専門分野に対しての深い知識と高い技術力があることから、大企業や上場企業などでの需要が見込まれている。

■CTO
企業の上層部に位置し、経営面と技術面、両方の知見が求められている。

 

【ジェネラリスト】

■フルスタックエンジニア
一人で設計、開発、運用などの工程の全てを担えるため、企業でも重宝され、需要も高まりを見せている。

■プロジェクトマネージャー
技術や知識にとどまらず、交渉力やコミュニケーション能力なども必要とする。
システム開発の策定から顧客対応を含め、運用に関わる全ての業務を統括するため、需要は非常に高まっている。

 

キャリアの二極化が顕著な中、他のエンジニアとどのように差別化すべきなのでしょうか。

また、これからの時代、エンジニアに必要とされるものは一体何なのでしょうか。

次の章で、次世代を担う、脱旧体質な「サービスエンジニア」について深く掘り下げていきます。

 

2.脱旧体質な選択肢「サービスエンジニア」とは

DXが加速している現代において、エンジニアにより必要とされるのは、「付加価値を届けること」です。

スペシャリストとジェネラリスト、そのどちらにおいても、キャリア形成の方法論にすぎません。

 

エンジニアにおいて本質的に重要なのは、「付加価値をどれだけ提供できるか」ということにあるのです。

ここでいう付加価値とは、

  • お客様のDXに寄与するような提案・サービスを提供すること
  • それらを通してお客様に対価以上の価値を感じていただくこと

と定義しています。

 

DXが求められる近年では、付加価値を届ける「サービスエンジニア」の需要がより一層高まっており、今後必要不可欠な人材になるといえるのです。

 

3.サービスエンジニアとしてキャリアアップする2つの条件

サービスエンジニアとしてキャリアアップするには、以下の2つの条件を満たすことが重要です。

  • エンド直案件や元請直案件を主に請け負う
  • 技術選定が正しいコミュニティに属する

 

■エンド直案件や元請直案件を主に請け負う

エンド直案件や元請直案件にこだわることで、4次・5次請け案件では決して成し得なかった付加価値の高い提案が可能になります。

エンジニアは、自分がお客様の「パートナー」であると自覚することが大切です。

技術者だからといって、単純な技術提供だけでは淘汰される時代です。

お客様の要望(ニーズ)に応えた高品質なサービス提供こそ、自身の市場価値を高め、サービスエンジニアの真髄といえるでしょう。

 

■技術選定が正しいコミュニティに属する

技術選定が正しいコミュニティでは、よくある将来需要が見込めない技術やコモディティ化した技術に触れる必要があまりなく、様々なアイデアが縦横無尽に飛び交います。

売れるサービスに対して、使う技術が高い利便性/実装スピードがあれば、その技術は当面採用されます。

どの技術にも春夏秋冬があります。

例えば汎用機とCOBOLは基幹システムで今も活躍している言語ですが、Linux系OSとJavaなどにリプレースされ、需要が10年前と比較すると圧倒的に少ないです。

逆に基幹システムやサブシステムを構築する際に、業界理解・仕様理解の出来るLinux系OSとOracleとJavaに詳しい方はコロナ禍の中でも需要が高い上に汎用性も高いです。

常に時代のニーズをくみ取り、最適なサービス提供を行うためにも、属するコミュニティは誤らないようにしましょう。

 

上記2つの条件を参考に、ぜひキャリアアップを成功させてもらえたらと思います。

 

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

付加価値を届けるサービスエンジニアは、これからの時代に必要不可欠な人材です。

WEBEDGEは、そんなサービスエンジニアが集う会社です。
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